ビバフロスティ®F 畜産用中性不凍液
ビバフロスティ®Fとは
「ビバフロスティ®F」は冬期の消毒作業を目的とした、動物・人体への有害性が極めて低い中性不凍液です。
冬期の消毒作業時、本製品を消毒液に混ぜるだけで凍結の問題が解消できます。
主な用途には、牛舎・鶏舎などの消毒車両消毒踏込み消毒槽などに使用する消毒液の凍結防止です。(※本製品に消毒効果はありません。)
また、「ビバフロスティ®F」の主成分は化粧品などの身近なところで使用されている多価アルコールであり、タイヤ等のゴムを劣化させるメタノールを含有していませんので安全な製品です。
腐食性も水と同等ですので、様々な金属と接触しても腐食は起こらず、安心して車両消毒にお使いいただけます。(※消毒薬自体に腐食性がある場合はご注意下さい。消毒薬の腐食性を低減する効果はありません。)
凍結温度は原液で-30℃です(※環境により若干前後します。)ので、厳冬期にもご使用いただけます。もし、凍結しても硬い氷は形成されず、シャーベット状態となります。
用法
凍結が予測される場合に、外気温に応じて本製品を以下を参考に希釈したものを、消毒薬に混合してご使用下さい。
混合可能な消毒薬
塩素系等の消毒薬と混合してご使用下さい。
一般的に消毒効果は温度が下がると弱まる傾向があります。冬期は消毒薬濃度を高めてご使用いただく事を推奨します。
- 一部の消毒薬を混合した場合、変色作用が無くなります。通常夏期に運用されている交換タイミングで 消毒液を交換して下さい。
- 消毒薬が溶け難い場合は、先に消毒薬を少量の水に溶かした後に本製品を混合して下さい。溶解しない消毒薬は使用しないで下さい。
- 本製品と混合後の状態が(色合いや溶解状態)が水に溶かした場合と異なる事があります。また、分離等が発生する場合があります。
- 消石灰との混合はお控え下さい。
口蹄疫防疫演習
2018年2月に遠軽町にて開催されました平成29年度オホーツク口蹄疫防疫演習に参加いたしました。この演習にて実施されました、「畜産関係車両を対象とした引き込み車両消毒ポイント運営に係る実地演習」において車両消毒を行う際の消毒液の不凍液として、「ビバフロスティ®F」が使用されました。
参考資料
- 安全データシート(SDS)、技術資料については別途お問い合わせ下さい。
- 製品改良のため、仕様などを予告無しで変更する場合もあります。ご了承下さい。
「ビバフロスティ®」は日本工機株式会社の登録商標です。
◇お問い合わせ窓口:高機能品営業部(TEL 03-3436-1224)